職場体験学習

先日、松山市内の某中学校の生徒２名が職場体験学習に来ていました。

トレーニングジム特有の専門的な仕事といえばメニュー作成やトレーニングサポートですが、そこはさすがに実際に体験させてあげるにはリスクが大きすぎるので一般的な庶務をお願いしました。
　　
幾分か派手な仕事を期待していたであろう彼等、しかし掃除も立派な仕事。
誰かがいつかは必ずやらなければ困る事を片付けてくれる人がいるだけで、その職場の労働生産性は確実に飛躍的に向上します
助かったぞ、ありがとう


さて、業務を手伝う時間が終わったらトレーナーのもう一つの大事な仕事
そう、それは自らのトレーニングです！

もしも危なっかしい運転しか実際にはできないペーパードライバーが自動車教習所の教官になって人にアレコレ言っていたら・・・

トレーナーも気を抜くとすぐにそうなってしまいます。
時が経てばトレーニング法もバリエーションが増え、怪我の予防や治療法も最善策はどんどん進歩し変化していきます。
人の身体の本質は変わりませんが、最良を追求すれば提供するサービスは変わっていくものです。
そのためには実際に自分の身体で試して、お客さんにどういうメリットやデメリットがあるのか事前に確かめておく必要が出てきます。
実体験を踏まえてフォーム説明用の言葉選びなどもこの時にある程度考えておきます
　　

とはいえ、まだまだ頭と身体と心を働かせる訓練の途上にある彼等。
今は思いっきり何かに努力することを習慣にしてもらいたいですね。

自分の役割をしっかりと全うした上で苦労する仲間の負担をそっと軽減してあげられる、そんな余裕のある優しい大人に将来なってくれますように